バイン・ミーを語る。

これまでにも何度か、お腹が空いたのでバインミーとか、フランスパンサンドが美味いと書いたような(そうでもないような…)気がしますが、
こんな感じです↓↓。フランス統治下にもたらされたパンが、ベトナム人の口や生活スタイルに合わせて進化した最終形態=バイン・ミーです。
(正式に”バインミー”とは”パン”だけの意味。)
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最近、間借りしている大家さん家族がこのバインミー屋さんを始めたので、今回はそこのものですが、
ウチの半径250m以内には他にも6件、やってる所があります。
6件といっても屋台や台だけを出してやっていて、時間帯もそれぞれバラバラです。

それでも、朝・昼・晩(昼は珍しい?)とやっていて、ベトナム人にも軽食としてよく親しまれています。
ベトナムでのファーストフードと言っても良いかもしれません。
ファーストフードと言えば、ベトナムにもロッテリアやケンタッキーがありますが、
他のフォー屋さん(麺ゆでて肉と葉っぱのせるだけ)や大衆食堂(米に肉と野菜のせるだけ)が生活の中にあるだけに、
いわゆるファーストフードが非常に遅く感じてしまいます。
また、発展中とはいえまだまだ中進国にもなれない途上国・ベトナムの庶民にとっては、ジャンクフードも「お高い感」が否めません。
ファーストフードなのに遅く、ジャンクフードなのに高い。
こういう事を懸念してマクドナルドは進出しなかったとか。

その点、バイン・ミーはすごく優れていて、安い・早い・ウマいが揃ってます。
食べ歩きもできますし、旅行者にとっても、屋台に並んだ具を指さすだけで注文できてしまうという代物です。

中の具はおもに、
Pate : レバーのパテ(バター:bơの代わり)
Đồ chua : 大根とニンジンの甘酢漬け
Giăm-bông : ハム
Thịt quay : 焼き豚
Trứng chiên : 卵焼き
Hành : ネギ
Ngò ri  : パクチー
Cà Chua : トマト
Dưa leo : きゅうり
Ớt : トウガラシ
Chà bông : 肉のデンブ
Phomai : チーズ

こんな感じです。あ~甘酢漬けはともかく、何となく想像つくかな?と思われますか?
しかし最後は醤油をかけるんですね~。これが意外にもバラバラな具の味を引き締めて一つに仕上げる役を買ってます。
それに、定番のチリソースが華を添えてバインミーの完成です。

お店によっては「トマトソース煮肉団子」を温めて入れてくれるような凝ったところもありますが、
概して美味しいお店が何をしているかといえば、パンを温めています。台の中に七輪が仕舞われていて、
その上の引き出しに入れられたバインミーに熱がいく工夫です。
こうして温まったバインミーは香ばしくて、非常に軽いです。よく、「独特の食感」と書かれたりしますが、
これはベトナムのフランスパンには米粉が使われるからだそうです。
温まっただけでも美味しいパン、バイン・ミーになると惣菜パンとして更に美味しくなります。

さて、味のほうはわかったけどお財布にはどれくらい美味しい話なのよ!とお思いの方、
そうですそれが肝心。安いと言われても本当か知れない。ですがこのバインミー、これだけ詰まってお値段なんと!

6,000ドン~

はい。この「~」に注目された方は主婦さんですか?実際はおよそ6,000~10,000ドン、日本円にすると30円から50円。
「おお~安い!」。でもここで、「安いものほど家計を食うのよ」、と警戒された方はきっとデキル主婦さんですね。
「食べたら飲み物代もかかるのよ」なんて言って(笑)

まあそんなことは言わず、ベトナムへお越しの際は是非一度お試しあれ!
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by romantic-sloth | 2009-12-13 04:46 | VIETNAM