たばこ

今日は忘れずに、ごみ出し。
空も明らみはじめ、外は思いのほか冷たい。

と、玄関で隣のおっさん(たぶん)とすれ違い挨拶。
ほのかに匂うタバコに昔の祖父を思い出しつつ、ごみを出して部屋に戻る。

とほぼ同時に、お約束の5時33分。始発と貨物列車がすれ違うのがわかった。

もう一度、タバコと祖父。

祖父は年季の入った愛煙家だったが、決意して禁煙に成功した。
だけど、小さい頃のおじいちゃんの匂いはタバコの匂いで、それはおじいちゃんの匂いだった。どこか心地よい、特別なにおい。元気かな。


ところで、前のエキサイトの記事に、タバコ値上げ1000円、10年で9兆円税収増。みたいなのがあった。
うちの大学でも、喫煙ブースをこの9月に1か所だけ設けて、そこ以外は禁煙とした。その前に全面禁煙にして逆に歩きたばこが増えたのが原因だろう。
僕は喫煙者ではないが、彼らの気持ちはなんとなくわかる。わかるからこそ、逆にかわいそうにも思う。1日1箱(¥300)を30年続ける分を貯金していたら、かなり良い車に乗れたろうに…(現金?笑)。
いやいや、本当は1000円でも2000円でもにして、喫煙者を減らせば国民の健康のためにもいいと思う。それに比べ、政府の研究チームが「増税しても、喫煙者は止められない」ことを当てにしているのは、主客転倒も甚だしい。

もし、そうでなくても、僕はタバコ増税に対して気にかかるところが1つある。それは、タバコを生きがいにしてしまっている人達がどうなるか、だ。貧しすぎて、あるいは病人が余生の中で、1日一本、2分ほどの一服が唯一の楽しみという人も確かにいる。

増税は強者にはただ痒く、中間層は痛いと言う。そして弱者は殺されることすらある。

難しいが、もっと柔軟に。そう思う。

What a Wonderful World - Louis Armstrong


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by romantic-sloth | 2008-09-22 06:16 | 雑想ノート